新潟テクノスクールは、新潟県が設置する職業能力開発校です。
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新潟テクノスクールブログ

ビル設備管理科 配管実習/便器のバルブや配管について

2023.02.21
 今週は便器の配管やバルブの仕組みを実習形式で学びました。
下の画像は教材一覧と分解時のフラッシュバルブ(便器を洗浄する水を供給する部品)のものです


 配管が詰まった際に使用する専用の道具や、便座の取り付け方等、普段目にする機会のない部分に焦点を当てて実習を行いました。
 配管やバルブの仕組みは基本的に他と変わらないですが、ビル設備管理をするうえで頻繁に補修が必要になる箇所なので問題が発生した際にはスムーズに補修できるよう努めたいものです。


カテゴリ:ビル設備管理科

制御盤(その5)いよいよクライマックス!

2023.02.20
 これまで順に紹介してきた制御盤の作成~取付工事が、いよいよクライマックスを迎えました。
 ここまで作成してきた制御盤を作業板に固定し、電源を引き込んで負荷側に2台のポンプを接続します。
 そして、ポンプの一方しか運転しないようインターロック回路を組み、かつ運転と故障表示も出せる回路を組み込みます。
 作業は、各自が1つのブース(作業エリア)を確保した状態からスタートです。(1~2枚目の写真)




 作業の制限時間は6時間ですが、進め方は各自に任せてあります。
 配管から取り掛かる人、配線から取り掛かる人、それぞれ一長一短ありますが、みんな上手くいくでしょうか。




 そして6時間半後・・・。
 見事、全員の作品が出来上がりました。
 みんな設計通りにポンプが動くと良いですね。

 ちなみに、これが、電気システム科2年生の、ここテクノスクールで実施する最後の工作なのでした。
 これから社会に出て、更に腕に磨きをかけていってほしいですね。(電気システム科の某指導員より)

カテゴリ:電気システム科2年

ビル設備管理科 学生寮の洗面器の排水管交換

2023.02.15
今週の実技の訓練では、当校敷地内の学生寮、「あぶみ寮」の洗面器の排水管取り替え作業の見学しました。
こちらが取り替え前。
見るからに年季を感じます。

現状は、洗面器下方の排水管(トラップ)から水漏れしています。
過去に黒いテープで補修した跡があります。

「トラップ」にはいくつか種類があり、水道使用時に流した水そのものが曲がった管の中にとどまり、その先につながる下水管からの悪臭や害虫の侵入を防いでいます。


今回の部品は経年劣化していることもあり、一部を取り外すと破損する可能性が高かったため、トラップ一式を新品と取り換えることになりました。
(トラップと洗面器にはめ込んである金具一式を購入すると1万円くらいします)


下の写真の上側にある二つの四角い金具は「バックハンガー」といい、これが洗面器を支えています。
幸いなことに、この金具がしっかりしていたので修理後はこのまま流用します。

下側にある蛇口が手洗い用水栓の管。

穴が開いている部分は水漏れした「トラップ」がはまっていた「排水管」で、壁の中に通じており、これが下水管へと繋がっています。
ここが開いたままになっていると、下水管の悪臭や害虫が部屋に侵入することになります。


そして取り外し作業…
これが問題で、長い期間くっ付いていたため固着し、工具では取り外せません。
洗面器は陶製で、割れるリスクがあったため最後の手段、切断用砥石を使って金具を切断しました。

下の写真は金具の切断風景と、取り外した「トラップ」です。
相当劣化していました。




切断した金具を工具(ウォーターポンププライヤ)で除去します。
ここまで固着していると、もう力技しかありません。


洗面器に新しい金具を取り付け、トラップをはめ込んで作業完了です。
ピカピカです。プロの技は見ていて気持ちが良いですね。






カテゴリ:ビル設備管理科

総合実務科 物流製造実習 カゴ台車

2023.02.15
 物流製造実習でカゴ台車を使い、荷物を運ぶ訓練を行いました。
 
 まず身だしなみを整え、安全確認をし、作業を開始‼半自動梱包機を使い、荷物を梱包します。次に台車のロックをかけ、手を挟まないよう気を付けながら底面を設置します。


 荷物が倒れないように、隙間を作らないように気を付け荷物を積み込みます。


 運搬時の安全面に十分気を付けながら手早く梱包し、積み込み、運搬するという一連の流れを2人組で何度も繰り返しました。
カテゴリ:総合実務科

積算実務講習会

2023.02.14
 久々に教室からのレポートです。  今週は、週末に迫った技能照査に向けた練習(制御盤とその周辺電源工事)に加え、企業に就職した後に必要となるであろう、工事費積算の講習を行っています。  


 これまで、電気工事士試験に向けて平面配線図などをもとにした電線本数の拾い上げなどは行ってきていますが、実際には器具も含めて、工事費がいくらかかるか算出するのは、訓練生にとっては初めてかもしれません。
 講師が外部の方(本校のOB)ということもあり、真剣に講習を受けている様子でした。
カテゴリ:電気システム科2年
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