新潟テクノスクールは、新潟県が設置する職業能力開発校です。
メインメニューをとばして、このページの本文へ メインメニューをとばして、サブメニューへ

新潟テクノスクールブログ

カテゴリ:電気システム科1年

電気システム科1年生 実習風景(模擬住宅配線工事実習)

2024.12.25
12月の1年生の課題は、模擬住宅配線工事実習でした。
壁のない模擬住宅の中に、電灯、コンセント等の強電配線設計施工と、
テレビ、LAN等の弱電流配線設計施工を行うという実習課題です。

教科書や、実習用平面作業板の中ですと、ほぼ唯一の答えに向かって
コツコツ頑張るだけで完了しますが、実際の現場に近いこの実習では
知識だけで使ったことがない電材や機器を使わなくてはならなかったり、
過去の先輩たちの作業により、ネジが壊れていたり、
ビスが利かなくなっているような柱や梁、機器や電材等を
どのように上手に手懐けて完成させるかなど応用力を試されます。

クリスマスイブにその課題がやっと完成しました。
苦労を乗り越え完成した際の訓練生の顔は、達成感に満たされており
彼らにとって素敵なクリスマスプレゼントになったのでは♪

年明けからは、模擬工場配線工事で、金属管を三次元的に
曲げ加工をする、1年生にとっては鬼門の課題となります。
引き続き頑張って、また達成感の笑顔を見たいです。
                 (1年担当指導員T)

 















カテゴリ:電気システム科1年

電気システム科1年生 実習風景(接地抵抗測定実習)

2024.10.09
本日は、電気システム科の訓練としては珍しく屋外での実習となりました。
何を行ったのかというと、「接地抵抗測定」の実験実習です。

テクノスクール敷地内の砂地部分にE25のパイプを500mmをスタートに
600mm→700mm→800mm→……と100mmずつハンマーで打ち込んでいき
その接地抵抗を測定し、打ち込み深さによって接地抵抗がどのように変化していくかを
計測しそれをまとめてレポートにするという実験実習を行いました。





まずは、補助極PとCのペグを打ち込み、それぞれ黄色い線と赤い線を接続します。





最後に、測定接地極として少しずつハンマーで打ち込んで埋め込んでいく
E25ねじなし電線管に、端子E(デジタルは黒、アナログは緑の線)を接続します。







電源をオンにし、接地抵抗を測定します。


埋め込み深さ500mmでは、1kΩ近くあった接地抵抗が、
1800mm埋め込んだ状態になると、D種接地工事として許容される
100Ω以下までになりました。

と同時に、アナログ計器とデジタル計器とで10%程度の誤差が出ることもわかり、
レポートではその原因について考察する必要があることがわかりました。


教科書だけでは学べないことを学ぶことができる良い機会となりました♪
カテゴリ:電気システム科1年

電気システム科1年生 実習風景(金属管配線工事)

2024.10.03
電気システム科1年生の実習は、現在金属管配線工事を行っております。

9月後半から行っているのが、最終課題の課題4、
立体的な管曲げを求められる、なかなかタフな課題です。

完成度はいかがなものでしょうか???








カテゴリ:電気システム科1年

最後のケーブル実習

2024.06.12
 電気システム科です。

 今まで行ってきたケーブル実習も回を重ね、
 遂に最後のケーブル実習を迎えました。

 最初の頃よりずっと複雑な配線も出来るようになり、今回の課題も前回より簡単なものにはなったのですが、課題の期限が短いのでやはり難しいです。
 ですが、今日の実習でもう2人課題を終わらせる事が出来たのでこの調子で次の実習の時間には全員終わらせて行きたいです。






カテゴリ:電気システム科1年

さまよえる蒼い実習

2024.06.05
 突然ですが、皆さんはサボったことはありますか?私は小学生の頃、文化祭のバザーでサボテンを買い、育てるのが面倒なので祖母にあげました。祖母テンですね。

 さて、入校から2ヶ月近くが過ぎ、いよいよ実習も本格化してきました。
 この今行っている実習というのは、
  ・ 配布された単線図(回路全体の機器構成や容量、接続を表すためのシンプルな図面)から
   複線図(実際に施工するケーブル数などを示した詳細な図面)を書き出す。
  ・ 施工に必要な材料を拾い出し、複線図と指示された寸法に従い訓練生ひとりひとりが
   それぞれ壁に打ち付けられた造営材(木板)に施工していく。

 …という流れのものです。
 あくまで実習課題ですので、実際の住宅配線などよりは単純ですが、課題の回数を重ねるにつれ難化していき、一見簡単そうに見える課題でも、実際に手を動かしてみると難儀するものです。

 最近こなした課題は下の写真のもので、「ランプレセクタプル(電気工事士試験によく出てくるアレですね)」、「パイロットランプ」、「角形引掛シーリング」などが接続されています。
 この角形引掛シーリングというのは、天井に照明器具を取り付ける際に用いるもので、私の自宅にも使われているのが確認できました。
 電気というものはもはや私達の生活とは切っても切れない存在で、日常の場面でも目を凝らしてみるとテクノスクールで学んでいることが実際に活用されていることがよく判ります。こういうのいいですよね。
 実はこの課題、先週中に完成させるという締切でしたが、無事期間中に終わらせられたのは6人中2人でした…。 
 難しい複線図化作業に慣れない工程も加わり、みんなあちこち弱ってるようです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。






カテゴリ:電気システム科1年
ページトップへ