上越テクノスクールは、新潟県が設置する職業能力開発校です。
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上越テクノスクールブログ

カテゴリ:木造建築科

~木材生産現場見学~

2025.09.26
こんにちは、木造建築科です。

今週は上越市との地域産材の生産現場を利用した木製品の製作連携の一環として、地域産材の生産現場を見学させていただきました。
初めに間伐現場に移動し、地域産材が生産される一連の流れを説明いただきました。


その後、伐採する現場を実際に見学しました。

【伐採の流れの様子】






伐採後、重機を使って造材作業も実際に見学しました。

【造材の様子】


次に令和6年度に伐採・製材した木材を天然乾燥している現場を見学しました。
この木材を活用して木製品を製作していくことになります。

【木材貯留現場見学の様子】


現場見学を終えて、訓練生から「初めて伐採の現場を見ることができてよかった」、「間伐作業の一連の流れを知ることができた」と貴重な体験をすることができました。
説明いただいた上越市木材利用担当者様、間伐作業現場担当者様 大変ありがとうございました!!
カテゴリ:木造建築科

~電気かんなでの削り作業~

2025.09.05
こんにちは、木造建築科です。
今週は、電動工具である電気かんなの取扱い方と削り作業を行いました。
電気かんなとは手押しのかんなの違い、初心者でも扱いやすく木材を効率的に削ることができる工具です。
電気カンナは両手で持ち、スイッチを入れると刃が回転するので材料にしっかりと密着させながら、一定の速度で前に押し進めて削っていきます。






始めて電動工具を使いましたが怪我する危険度が高いので刃には絶対に触れない、スイッチを切った後は、かんな刃が完全に止まるまでは手で触れないなど安全に気を付けながら今後も作業していきたいと思います。
カテゴリ:木造建築科

~土台墨付け~

2025.08.28
こんにちは、木造建築科です。
先週に板図の作図作業が終わり、今週から各部材の墨付け作業がスタートしました。

板図を見ながらどこに継手が入るのか、大引きなど部材の接合が入るのか確認しながら墨付け作業を行いました。






今まで加工してきた継手や仕口の墨付けもあったので忘れている部分が多く、周りの方と確認しながら墨付け作業行いました。
繰り返し練習し、正確に墨付けできるようにしたいと思います。
カテゴリ:木造建築科

~板図作図~

2025.08.22
こんにちは、木造建築科です。
夏季休暇が明けて今週の20日(水)から訓練が再開されました。
今週から模擬家屋施工実習がスタートし、まず最初の工程として板図の作図を行いました。






板図(いたず)とは、設計者が作成した図面をもとに、大工が墨付け(木材に加工の印をつける作業)を行うために板に描く実寸大の図面のことです。
板図は、柱や梁(はり)などの部材に番号(番付け)を付け、手作業で加工する部分を決定するために用いられます。屋根の形状や主要な造作の情報も含まれることがあります。


今まで練習してきた部材と違い、墨付けも非常に長くなっています。
久々の訓練でしたが、気持ちを切り替えて、集中してがんばっていきたいです。
カテゴリ:木造建築科

~扇ほぞ・小根ほぞ~

2025.07.18
こんにちは、木造建築科です。
今週は「扇ほぞ」と「小根ほぞ」の加工及び接合を行いました。
「扇ほぞ」とは断面が台形の枘になっており、主に出隈(ですみ)の土台に柱を入れるときに用います。
「小根ほぞ」とは単純な平ほぞ差しより複雑な形状になるため、強い仕口になります。 先端の細いほぞを小根(こね)、根元の太いほぞを大根(おおね)と呼び、2段のほぞの段差の部分を腰と呼びます。 小根ほぞ差しに楔(くさび)を入れたものを、小根ほぞ割楔締めと呼び、主に直交する土台の仕口に用いられています。








形が複雑で加工間違いもありましたが、何とか楔を入れて完成させることができました。
次回は扇ほぞ差しの加工を紹介したいと思います。
カテゴリ:木造建築科
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