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上越テクノスクールブログ

カテゴリ:木造建築科

~規矩術 加工作業~

2025.06.20
こんにちは、木造建築科です。
墨つけ作業が終わり、いよいよ加工作業に入りました。
以前にやった加工もありましたが、今回新たな加工方法もあり、少し苦戦しました。








加工後、実際に接合できるかどうか仮組(かりぐみ)をしながら確認していきます。
地道な作業ですが、確認することでどこが当たっていてうまく入らないのか理解することができます。
次回は組立作業でいよいよ完成になります。



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~規矩術 墨つけ作業~

2025.06.13
こんにちは、木造建築科です。
先週に引き続き規矩術(きくじゅつ)を使った隅木の山勾配の課題を紹介します。
前回、木ごしらえが終わり、いよいよ墨つけ作業に入ります。
規矩術には様々な勾配が出てくるため、ホワイトボードに書かれている勾配を紙で書きながら理解していき、学科で学んだ内容を実習で木材に勾配をつけて墨つけ作業を行っていきます。






少しずつですがなぜこの勾配で線を引かないといけないのか理解することができました。
次回からは加工作業を紹介したいと思います。
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~規矩術 現寸図作成と木ごしらえ~

2025.06.06
こんにちは、木造建築科です。
今週から規矩術(きくじゅつ)を使った隅木の山勾配の課題に入りました。
そもそも規矩術とは、さしがねや定規、コンパスなどを用いて、建築物の構成や構造部分の形状を立体幾何学的に求め、部材の上に割り付け、作図する方法をいいます。
今回はある屋根の形を想定した課題を行っていきます。

まず初めに現寸図の作図です。
隅木と呼ばれる寄棟屋根や方形屋根など勾配の向きが直交あるいは任意の角度で交差する二つの屋根面の稜線を支える下り棟の部材の展開図を作図していきます。


現寸図の作図が終わると各部材の木ごしらえ(鉋を使って木材の表面を整えたり、寸法を調整する工程のこと)に入ります。
ここでは「けびき」と呼ばれる道具を使って木材に線を引き、その線に合わせて鉋で寸法通りになるように木材を加工していきます。




木ごしらえが終わると次は墨つけ作業ですが、今週はここまで!
また次回紹介したいと思います。
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~腰掛けかま継ぎ(下端目違い付)~

2025.05.30
こんにちは、木造建築科です。
今週は継手の一つである「腰掛けかま継ぎ」(下端目違い付)の加工及び接合を行いました。
前回と同じ形に見えますが、下端に少し出っ張りがありより複雑な継手の加工方法です。








今回は生徒一人一人で考えながら墨付けし加工してみました。
前回と同じ継手に近いですが、少し隙間が空いてしまい中々きれいに加工することができず苦労しました。
繰り返し練習し、今後も技能習得していきたいと思います。
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~腰掛けかま継ぎ~

2025.05.22
こんにちは、木造建築科です。
今週は継手の一つである「腰掛けかま継ぎ」の加工及び接合を行いました。
鎌のような形状の切り込みを入れ、互いにしっかりと組み合わせることで、耐久性と安定性を高めるのが特徴の加工方法です。








以前紹介した「腰掛蟻継ぎ」よりも、引っ張る力に対抗できるように考案された継ぎ方になります。
前回の継手よりも加工が難しかったですが、きれいに仕上げることができてよかったです。
引き続き他の継手加工も頑張っていきたいと思います。
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