新潟テクノスクールは、新潟県が設置する職業能力開発校です。
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新潟テクノスクールブログ

カテゴリ:自動車整備科2年

自動車整備科2年訓練状況㉚

2022.01.01
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今回紹介する訓練生はS君です。
S君は魚沼市出身で地元の民間整備工場から内定をいただいております。
今回の実習では、定期点検を多く経験させていただいたとのことです。
2年間、親元を離れ頑張って来ました。あと数か月で地元に戻っての生活にになります。
最後まで悔いのないように頑張りましょう。




カテゴリ:自動車整備科2年

自動車の歴史を学ぼう③

2021.12.31
自動車の普及とともにさまざまな社会問題が発生(1970~1980年)


自動車の保有人口が年々増加、さらに交通事故死亡者が増加し、1970年(昭和45年)には交通事故での年間死亡者が1万6765人となってしまいました。
さらに、交通渋滞の問題も発生し、当時「交通戦争」と揶揄されるほどでした。

また、大気汚染(排気ガス)が大きな社会問題として浮上しました。1968年(昭和43年)には大気汚染防止法が成立し、各メーカーは自動車開発において排気ガス対策を余儀なくされました。

1973年(昭和48年)にはオイルショックが起こり、ガソリン価格が急騰、自動車の低燃費化が求められました。

ここで世界をリードする技術を示したのが、日本車です。
1972年にホンダは規制に適合するCVCCエンジンを発表して世界に衝撃を与えたのです。
※ホンダ・シビック

さらに、肥大化したアメリカ車に比べて圧倒的に燃費のいい日本の小型車はアメリカ市場で、販売を伸ばしていきました。




参考文献:
自動車誕生から今日までの自動車史
カテゴリ:自動車整備科2年

自動車の歴史を学ぼう②

2021.12.30
復興とモータリゼーションの波(1955~1970年)


日本独自の発展を遂げたのは、軽自動車のジャンルでした。1949年(昭和24年)に規格が定められ、ボディーの大きさと排気量を制限した場合の優遇措置がとられたのです。排気量が360ccに定められると、メーカーがこぞって軽自動車を手がけるようになりました。

1955年(昭和30年)には通産省が“国民車構想”を発表。
それを受け、1958年(昭和33年)に発売されたスバル360は爆発的な人気となり、その後各メーカーが開発競争を繰り広げたことが、モータリゼーション(自動車交通の発達)を急速に進展させていきました。



1960年代に入ると、日本は1964年(昭和39年)に東京オリンピック、1970年(昭和45年)の大阪万博開催などの特需もあって、さらに経済発展を遂げ、1968年(昭和43年)にはGNP世界第2位となりました。

道路事情も、1963年(昭和38年)に名神高速道路が開通し、1968年(昭和43年)には東名高速道路が開通しました。

人々は自動車に対しても、さらに豪華で大きなクルマを求めるようになりました。
トヨタは小型大衆車のパブリカを1961年(昭和36年)に発売。
その後、まさに日本の国民車となった初代カローラが1966年(昭和41年)を発売しました。カローラは1968年~2001年の33年間、国内販売台数1位を維持するベストセラーカーとなり、現在でも世界中で販売を続けています。



参考文献:
自動車誕生から今日までの自動車史
カテゴリ:自動車整備科2年

自動車の歴史を学ぼう①

2021.12.29
こんにちは!
今回は自動車の歴史について、少し振り返ってみようと思います。


第二次世界大戦後の自動車産業(1945~1960年)


戦後、日本では生産設備に大きな打撃を受け、当初はGHQ(連合国軍総司令部)から乗用車の生産を禁止されていました。

1949年には、政府のインフレ抑制策として通貨供給量を減らしたことにより、産業界は深刻な資金不足に陥りました。
トヨタ自動車も経営危機に陥り、銀行主導での再建計画を受け入れ、再生を図ることになります。

GHQの自動車の生産制限が1949年に解除され、戦後の日本の本格的な自動車生産は、海外の車両のノックダウン生産という形で始まりました。
※ノックダウン生産:製品を構成するすべての部品を輸入し組み立て、その現地もしくは周辺国で販売する方式

日野自動車はルノー、いすゞ自動車はヒルマン、日産自動車はオースチンと提携し最新の自動車の技術を学んでいきました。

その中でトヨタ自動車は純国産乗用車にこだわって開発を進め、1955年にトヨペット・クラウン(初代クラウン)を発表しますが、欧米の技術には敵いませんでした。



ヨーロッパも日本と同じように戦争で荒廃していましたが、次第に自動車工業は復興していきます。
ドイツのフォルクスワーゲン・ビートルは生産が開始されると、世界中で人気車となりました。
フランスでも、ルノー、シトロエンの小型車が発売され、大衆に受け入れられて広く普及していきました。



参考文献:
自動車誕生から今日までの自動車史
カテゴリ:自動車整備科2年

自動車整備科2年訓練状況㉙

2021.12.25
引き続き委託実習の様子を!
F君は全国展開しているバイク店に内定をいただきました。
今回の実習では、車検整備を主にやらせていただいております。
4月からどこの県に配属なるかわかりませんが、もちまえの笑顔でがんばってください。




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