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柱の背割り(せわり)を学ぶ
2021.10.07
今年はウッドショックの影響もあり、実習で使う木材も例年よりも高騰しています。
そこで、コストを抑えるために大壁用の柱に未乾燥材(通称:グリーン材)を使っています。
こうした乾燥が十分でない木材の対処方法として「背割り(せわり)」を行うことが有効であることは、建築材料の教科書などから知ることができます。
そこで、今回この「背割り」を行うにあたり、一般的に行われている柱の一面のみ行う場合と、柱四面全てに行う場合でどのような違いが生じるのか実習を通して比べてみました。

こちら(下図)は、背割りを全く入れていない未乾燥材(グリーン材)で、日に日にあちこちにひび割れが生じ、全体的にそり曲がってきました。

こちら(下図)は、一般的に行われてきた、一面のみの背割りで、日に日に背割りの幅が広がり、はじめは1.5mm幅だったところが、5mm幅位まで広がりました。

こちら(下図)は、柱の四面全てに背割りを入れたもので、ひと月経っても、背割れの幅も柱の変形ほぼ変わりませんでした。

このことから、常識的な方法以外でも試してみることで、いろいろなことが確認ができることを学べたようです。
そこで、コストを抑えるために大壁用の柱に未乾燥材(通称:グリーン材)を使っています。
こうした乾燥が十分でない木材の対処方法として「背割り(せわり)」を行うことが有効であることは、建築材料の教科書などから知ることができます。
そこで、今回この「背割り」を行うにあたり、一般的に行われている柱の一面のみ行う場合と、柱四面全てに行う場合でどのような違いが生じるのか実習を通して比べてみました。

こちら(下図)は、背割りを全く入れていない未乾燥材(グリーン材)で、日に日にあちこちにひび割れが生じ、全体的にそり曲がってきました。

こちら(下図)は、一般的に行われてきた、一面のみの背割りで、日に日に背割りの幅が広がり、はじめは1.5mm幅だったところが、5mm幅位まで広がりました。

こちら(下図)は、柱の四面全てに背割りを入れたもので、ひと月経っても、背割れの幅も柱の変形ほぼ変わりませんでした。

このことから、常識的な方法以外でも試してみることで、いろいろなことが確認ができることを学べたようです。
カテゴリ:木造建築科