三条テクノスクールは、新潟県が設置する職業能力開発校です。
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三条テクノスクールブログ

カテゴリ:工業デザイン科

クロックデザイン(高度化対応特別技術指導)その2

2022.10.25
プレゼン風景2



1年生の作品、パート2です。





文字盤を透明に、刻みや文字や時針分針はミラーに、とてもおしゃれな時計です





オリジナルの数字フォントをデザインした意欲作 ネガとポジのようにレーザー加工でできた部品を使て2つの時計を製作





トランプモチーフの時計 ポーカー台を意識したグリーンバックに、時針はキングの剣、分針はジョーカーでデザイン





雪・氷の結晶をイメージした時計 雰囲気がよく出てますね





朝、鏡でお化粧しながら時間が確認できる置時計 金魚の時針がとてもイイ感じです





コスモを感じさせる時計 斜めの楕円が宇宙を感じさせます





シンプルながらとても見やすい時計 アクリルを切り出して作った文字が視認性をアップさせています



デザイン情報サイト_注目のデザイナー_第96回 山本 章
カテゴリ:工業デザイン科

クロックデザイン(高度化対応特別技術指導)その1

2022.10.25
山本先生の指導

新型ウイルスの影響で、ここ2年クロックデザイン課題はオンラインの授業しか
できていませんでしたが、今年はプロダクトデザイナーの山本章先生をリアルに
三条テクノスクールにお招きし、講義と技術指導をしていただきました。

時計はとても細かいところまでバランスに配慮して作られた美しいプロダクト
であることを学び、自分たちでオリジナルデザインの時計を作り、プレゼンテー
ションするという内容のワークを行いました。

第1弾として、この春、工業デザイン科で学び始めた1年生の作品を紹介します。

デザイン情報サイト_注目のデザイナー_第96回 山本 章





タコメーター・スピードメーター時計

車やバイクのタコメーターとスピードメーターをモチーフに、時針と分針を左右に分けてデザインした時計



時間を感じさせない時計

木目の隙間から時針のみかかすかに見えることにより、ゆったりとした時間を過ごせるよう、時間を感じさせない時計



イルカのハート時計

文字盤と針、2匹のイルカが重なるとき、ハートマークが見える時計



ログハウス用はみだし時計

ログハウスで使ってほしい、木の壁に溶け込みつつはみ出した数字に自然の大きさを感じさせる時計



回転すし時計

時針分針は割り箸で12枚の皿が回る、回転ずし屋においてほしい回転寿司時計



歯車時計

木製の2枚の歯車が印象的な木の時計 文字はレーザー刻印で製作



くまと蜂蜜時計

クマと蜂蜜のキャラクター時計



ひらがな文字盤時計

子ども部屋に置いてほしい「ひらがなクロック」 大人になっても使える素敵なデザイン
カテゴリ:工業デザイン科

オープンキャンパス体験訓練(工業デザイン科)

2022.09.05
三条テクノスクールでは、外部委託している離職者向け訓練や、現在働いている
方のための在職者訓練も合わせると、年間約1,000人の方々にニーズに
応じた訓練を提供しています。

その中で、メカトロニクス科、生産システム科、そして工業デザイン科の3科が、
新規学卒者を中心とした、概ね30歳以下の若い技能者を育成するための
2年間の職業訓練を行っているところです。


今日ご紹介するのは、そのなかの一つ、工業デザイン科です。


「工業デザイン」とは、「インダストリアルデザイン(英: industrial design)」または
「工業意匠」とも呼ばれ、産業分野における工業製品の設計や造形を担うデザイン分野です。
「工業デザイナー」は具体的な製品のデザインを考えるだけでなく、素材の開発や設計に関与し、
生産のシステム全体をデザインするようになりつつあります。またその製品や商品がどのような
価値を生み出し、どのような行為を誘発し、どのような文化を形成し、どのような時代性を
築き上げるかということについてもデザインしています。(以上Wikipediaより抜粋)

三条テクノスクールは、全国でも有数の金属加工を中心としたものづくりの産地である、
「燕三条」地域にあり、地場のものづくりをデザインで支える人材を育成しているのが、
三条テクノスクール工業デザイン科です。









さて、その工業デザイン科のオープンキャンパスでは、どのようなことを学ぶのか?
を体験できる日があります。上にある3つの写真は、そのオープンキャンパス参加者が
つくってくれたスマートフォンスタンドです。

8月のオープンキャンパスでは、材料となるプラスチックの板を、ヒートベンダーという
過熱してプラスチックを曲げる装置を駆使して、スマホスタンドを作製してもらいました。

ただマニュアル通りに作るのではなく、自分が使うシーンを想定し、縦置きしたり、横置きしたり、
充電しながら使ったりと様々な使い方ができるようにとアイデアを練って、それを紙材で試作し、
完成形を模索していくというデザインプロセスを経て、完成させた作品です。

工業デザイン科では、単純な作り方を学ぶのではなく、だれがどのようなシーンでどのように使うのか
「コンセプト」をしっかりと作り上げて、それを踏まえてデザインし製作するという訓練を
繰り返し繰り返し行っていきます。

これはなかなか大変な作業なのですが、デザインが好きな人にとってはとてもやりがいのある
楽しい時間でもあります。

2年間、三条テクノスクール工業デザイン科で一緒にデザインを勉強し、地場のものづくり企業で
自分が作りあげた製品を世の中に届けることで生計を立てる……。楽しい未来につながる学校ですよ。
カテゴリ:工業デザイン科

3Dプリンターでつくる竹とんぼ

2022.06.29
工業デザイン科では3DCADで竹とんぼの羽を設計し、3Dプリンターで造形したものを実際に飛ばし飛行時間を競うという授業をしました。
流体力学による飛行機の羽の断面形状について学び、如何に長く飛ばせる羽の形状がつくれるか試行錯誤を繰り返しましたが、なかなかうまくいかず、改良を重ねてやっと体育館での飛行コンテストまでこぎつけました。(^^)
先生のお手本

まずは先生のお手本を披露







発射装置まで手作りして飛ばす強者もいて、7秒以上の飛行時間を記録し大成功でした。ここまでの3DCADの技術だけでなく、試作(ラピッドプロトタイピング)を重ねて、なぜ飛ばないのか?どうしたら飛ぶのか?を考え改良してゆくという技術開発のノウハウを学ぶ大切な授業となりました。
カテゴリ:工業デザイン科

地域産業を学ぶ見学実習

2022.06.14
本日は三条テクノスクール工業デザイン科の地場産業を学ぶ見学実習でした。

#藤次郎オープンファクトリー 様
#株式会社サクライ 様
#燕市産業史料館 様

以上3か所を見学してきました。

燕三条地域の歴史と、職人・技術者・技能者の皆様の高い技術力と熱意を
再確認することができる素晴らしい見学実習となりました。

この経験を活かして、今後の訓練に就職活動に結び付けていきたいですね。




藤次郎様の歌って踊れるスーパー職人、今日はのどの調子が悪く歌の披露はなく、鍛造実演だけでした♪


 


最後のショップでのお話では、当校工業デザイン科の修了生の包丁職人も顔を出してくれました。


 


藤次郎様の修了生職人による作品。


 


株式会社サクライの営業部長様は実はエンターテイナー、カトラリー製造の解説は素晴らしかったです。


 


ショールームでは、デザインご担当の方の貴重なお話を聴くことできました。


 


燕市産業史料館では、伝説の学芸員、齋藤優介さんから、地域のものづくりの歴史を
解説していただくとともに、これから地域産業のものづくり職人・技能者・技術者を
目指すテクノ訓練生に対して、とても素敵な応援のメーッセージをくださいました。


 


ちなみに、3密を避けて、燕市交通公園での昼食だったのですが、
休憩中にゴーカートに勤しむ訓練生も♪
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